自分でできるツボ押し
女性に多い不調を薬を使わず自分でケアする「ツボ押し」。これは東洋医学の治療法で用いられるものです。生理痛や月経前症候群、肩こり、腰痛、頭痛、冷え、むくみなど女性に多い10の不調に効果的なツボ押しをご紹介します。
ツボって何?
東洋医学では血液や水分、気などが体内をスムーズに流れていると健康な体になり、滞ることで不調になると考えています。体中に張り巡らされた道を「経絡」(けいらく)と呼び、滞りやすいポイントを「ツボ」と呼んでいます。体のどこかに痛みや不調があると、それに関連した「経絡」の流れが悪くなります。そこで、反応ポイントでもある「ツボ」を刺激する事で、巡りが良くなり体調が整えられるのです。
ツボの効果的な押し方
「ツボ」を押す時は息を吐きながらゆっくりと押していきます。目安としては、1・2・3で指をツボに押し込み4・5・6でキープします。そして息を吸いながら7・8・9で指をゆっくり戻していきます。1つのツボを3~5回程度刺激すると良いでしょう。また骨の際にある「ツボ」の場合、骨の内側に向かって押すようにしましょう。但し強く押しすぎると、骨に当たってしまい、痛みが出ますので強さを加減して行ないましょう。
こんな時はやめましょう!
食事前後30分以内に「ツボ」を刺激すると、消化の妨げになる場合がありますので、止めておきましょう。また、アルコール摂取後などもよくありません。
女性に多い不調
生理痛
●場所: 内くるぶしから指4本分上。気や血の巡りを良くします。
●押し方: 右ひざを立てて座り、左手の親指を「ツボ」に当てます。
足の冷え
●場所: 膝のお皿の内側上端から指三本分。
●押し方: 膝を立てて親指をツボにあてて、膝に向かって押します。
月経前症候群
●場所: お腹の中心線上でおへそから指1本分下。
●押し方: 仰向けになりひざを立て両手の中指を「ツボ」に当て押します。
肩こり
●場所: うつむいた時に首の後ろの付け根に出る骨と肩先との中間。
●押し方: 右手の中指で左肩の「ツボ」を押していきます。
腰痛
●場所: 肋骨の一番下と背骨から指一本程度離れた所を結んだあたり。
●押し方: ウエストに手を当て親指で左右同時に「ツボ」を押します。
イライラ・胸のつかえ
●場所: 左右の乳頭を結んだ線上の真ん中。
●押し方: 人差し指と中指でゆっくりなでおろすように行います。
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