ストレス管理がカギ!リラックスして妊娠力を上げる方法
ストレスを制する者は妊娠への近道⁉
妊活や不妊治療に取り組む女性にとって、ストレスは大きな敵です。ストレスがたまるとホルモンバランスが乱れ、妊娠力が低下することがあります。そこで今回は、リラックスして妊娠力を上げる方法をご紹介します。
ストレスが溜まるとどうして妊娠に悪いのか?
ストレスが体内に及ぼす影響は非常に多岐にわたります。その中でも特に重要なのが、ホルモンの分泌に与える影響です。ストレスがかかると、体内でさまざまなホルモンが分泌され、そのバランスが大きく変動します。特に以下のホルモンが妊娠において重要な役割を果たしているため、ストレスがこれらのホルモンに与える影響を理解することが重要です
コルチゾール
コルチゾールは「ストレスホルモン」として知られており、ストレスを受けたときに副腎から分泌されます。このホルモンは体がストレスに対処するために必要ですが、過剰に分泌されると問題が生じます。特に、コルチゾールの過剰分泌は性ホルモンのバランスを崩し、エストロゲンやプロゲステロンの分泌を抑制してしまいます。このホルモンバランスの乱れは、排卵や子宮内膜の成熟に直接的な悪影響を及ぼします。
プロラクチン
プロラクチンは通常、乳腺の発達や母乳の生成を促すホルモンですが、ストレスが原因でその分泌が増えることがあります。プロラクチンの過剰分泌は排卵を抑制し、月経不順や不妊の原因となることがあります。特に慢性的なストレスが続くと、プロラクチンの高値が持続しやすく、妊娠を妨げる要因となります。
ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)
視床下部から分泌されるGnRHは、卵巣を刺激して排卵を促す非常に重要なホルモンです。ストレスが視床下部に影響を与えると、GnRHの分泌が抑制され、その結果、排卵が正常に行われなくなります。
血流の低下
ストレスは交感神経を刺激し、血管を収縮させます。これにより全身の血流が悪くなり、特に骨盤内の血流が低下することがあります。特に子宮や卵巣への血流が減少すると、十分な酸素や栄養が供給されなくなり、子宮内膜の成熟や卵子の発育に悪影響を与えます
日常生活でできるリラックスして妊娠力を上げる方法
- POINT1深呼吸でリラックス
- 深呼吸をすることで、交感神経が抑えられリラックス効果があります。1日数回、ゆっくり深呼吸する習慣をつけましょう
- POINT2軽い運動
- ウォーキングやヨガ、ストレッチなどの軽い運動は、ストレス解消に役立ちます。筋肉の緊張もほぐれ血流も良くなります。激しい運動は交感神経が高まりNGです。
- POINT3睡眠
- 良質な睡眠はストレス管理に欠かせません。就寝前のスマホや夜食は控え睡眠がしっかりとれるよう心がけましょう。
- POINT4趣味の時間を持つ
- 趣味の時間を持つことはとても重要です。妊活や不妊治療以外の事に触れることで、幸せホルモンの分泌も促進されます。
- POINT5サポートを受ける
- 不妊治療の知識を持った専門家のサポートを受ける事は妊娠への近道です。また、抱えている悩みや不調など話を聞いてもらうことで気持ちも楽になります。
ストレスがたまるとホルモンバランスの乱れ、血流の低下、免疫機能の変化、そして生活習慣の乱れが重なり、妊娠力が低下することがあります。したがって、ストレス管理は妊活や不妊治療において非常に重要な要素です。リラックスする方法を見つけ、自分の体と心のバランスを整えることで、妊娠力を高めることができます。また、専門家のアドバイスを受ける事もオススメです。
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